タイのバンコクで出会った少年に気づかされたこと by 投資スクール代表 青柳仁子

こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。

さてこのところ、
私が大学時代に
バックパッカーをしていた話を書いています。

タイのバンコクから、
マレー半島を縦断して
シンガポールを目指し、

その間に、
スキューバダイビングのライセンスを取り、
また、ローカル列車で途中下車の旅
をしようと企画をしました。

楽しそうだと思いませんか?

お金をかけない貧乏旅行ですので、
バックパック一つ持って、
Tシャツとジーンズという軽装で

更に、すっぴんで髪の毛も
一つに束ねているだけですから、

まあ本当に若者の一人旅という感じです。

そして、タイのバンコクへ着きました。

次の目的地は、
スキューバダイビングのライセンスを
取得するためのプログラムへの参加ですから、

そのプログラムを受けるために、
「タオ島」という島へ船で渡ることになっていました。

そのタオ島行きの船が出る港は、
タイの西の海岸で、
車でも6時間くらいかかります。

そこへ行く手段で最も安く済ます方法が、
「夜行バス」でした。

夜行バスに乗って移動し、
朝起きればスキューバダイビングの
ライセンスを取得する島へ向かう港に着く
というのが私のプランです。

ということで、
夜行バスの出発場所を確認し、
バンコクの街を散策しようとした時でした。

衝撃的な風景を目にしました。

それは、10歳くらいのタイ人と思われる少年が
「お金を頂戴」と手を差し出してきたのです。

いわゆる「物乞い」です。

世界経済を学んだ時に、

「新興国では貧困層が多く
路上で暮らす子供のいる」

ということは知識としてはありましたが、
実際に、路上でまだ子供とも思える年齢の少年が、
物乞いをしている姿を目の当たりにして
本当に衝撃的でした。

そして思いました

「この子はこうするしか
生活する方法がないのだろうか。

同じアジアに生まれたというのに
国が違うというだけで、
こうした生活を強いられている子供がいるんだ」

と、更に、

「私はなんて恵まれているのだろう」

と思いました。

それまでの私は、
一度も自分が恵まれているとは
思ったことがありませんでした。

私が通っていた大学では、周りの同級生たちが、

外交官の子供
議員の子供
大臣の子供
外資系企業役員の子供

などなど、帰国子女も多く
私は田舎の一般家庭の生まれですから、
むしろ、劣等感がありました。

また、「どうして私の実家は
もっとお金持ちじゃないんだろう」
とも思っていました。

しかし、世界を見れば、
これまで生きてきた人生が
何と恵まれていたことか
を思い知らされたのです。

贅沢はできなくても、
家があって、着る服もあって、
ご飯を食べることもできて、
当たり前のように大学へ進学できているのです。

たまたま、日本という
豊かな国に生まれたというだけで、
私はこんなに幸せに生きてこられたのだと
気づかされました。

タイのバンコクでのこの出来事で、
私はあることを決意します。

それが、私の人生の目標であり、
ライフプランの要なのですが、

続きはまた、次回に書きますね。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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