1人旅【留学編vol.6】なぜ人と比較するのか? by 投資スクール代表 青柳仁子

こんにちは、
女性向け初心者のための投資スクール
ブルーストーンアカデミー代表の
青柳仁子です。

先日から私の大学時代の
一人旅の話を書いています。

さて、ボストンの留学先での
栄養失調気味の状態から
何とか立ち直り、

カフェテリアの食事も
頑張ってピザとか
ジャンクフードを食べるようにして、

飲み物は、
アイスティーという
あっさりしたものを発見し、

何とか生きていました。

そんなこんなで
英語を学ぶどころではない状態のまま、
3週間が過ぎたところで、
多分中間発表のような?

留学生全員が集合しての、
交流会がありました。

世界各国から
多分40人くらいだったと思いますが、
一堂に食堂に集まりました。

その中で、
私が一番の落ちこぼれ女子

だったとすると、

もう一人、中国から来た男の子で、
全く英語が話せない子がいました。

多分、私と同じ年くらいだったと思います。

話したこともなく、
名前も知らないのですが、
仮にOくんとします。

最初から、英語が
全く話せないのは
私か彼かというくらい、
初心者度合いを
争っていたのですが、

Oくんは、
授業でも変な質問ばかりするし、
文法も間違っているし、
過去形も使えていなかったので、

「私は、Oくんよりは
まだマシだ」

と思っていました。

よく考えると
私はとても失礼ですよね。

誰かと比べて、
その人よりは勝っているとか、

英語を習得しに来たのに、
そのクラスの中で優劣を競うなんて
全く意味が無いのに、

自分の方がまだ文法を知っている、
というような
変なプライドがあったのだと思います。

でも、そのプライドも打ち砕かれます。

それは、
3週間目の交流会の時に、
なんと、そのOくんが、

大学スタッフと楽しそうに
英語で話しているのです!!!

「え?!どうして?
いつの間に話せるようになったの?」

と思いました。

そして、そ~っと
会話をしているところへ近づいて
聞き耳を立てると、

Oくんの英語は、
文法とか過去形とか、
複数形とか、

全くムチャクチャではありましたが、
話は通じているのです。

そして、さらに驚いたのは、
そうして文法がムチャクチャでも
英語を話すことによって、
周りのスタッフは、

「その発音はこうだよ」

とか

「その単語はこういうんだよ」

とか、

間違っているところを
教えてくれるんですね。

そうやって、彼は、
気づけばかなり英語をマスターしていました。

そこで衝撃を受けました。

ホントに私は何をしているんだろう?

あんなに頑張ってお金を貯めて、
英語を学ぼうとボストンまで来たのに、

このまま帰ったら、
ただ単に高いお金で旅行に来たのと
何も変わらない!

と。

栄養失調からも回復し、
もう一度気合を入れなおし、

もう待ったなしの状態で
残りの3週間はとにかく英語を話す、
と決めました。

間違っても、通じなくても、

英語を話すという行動をしない限り、
どんなに教科書を眺めても、
文法や単語を暗記しても、

英語は話せないんだと実感したのです。

それからは、
もう、発音が変でも、
文法がめちゃくちゃでも、
単語が間違っていても、
相手に変な顔をされても、

とにかく、どんどん英語を話しました。

おそらく、
私の話は半分も
通じていなかったと思いますが、

見栄や外聞なんて
関係ありません。

そんなとき、
またまた、救世主が現れたのです!

とうことで、
続きはまた次回書きますね。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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