こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。
今年は、寒い梅雨になるそうですよ。
春なのに暑かったり、
梅雨なのに寒かったり、
本当に体調管理が大事だなと思います。
ただでさえこの時期は疲れやすくなりますから、
皆さんも気をつけてくださいね。
さて、
トヨタの新型株が話題になっています。
これは、トヨタ自動車が発行する
新しい仕組みの株券で、
これまでに無かったものなので、
理解が難しいです。
株ではありますが、
上場するわけでは無いので、
自由に売買はできません。
そして、購入後5年間は売却できない
という条件も付いてます。
では、投資家のメリットは何かというと、
・比較的高い配当を受け取れる
・5年後に買った時の金額で買い取ってもらえる
・議決権も持てる
ということです。
配当を受けとりながら
期限が来たら買った時の金額が戻ってくる
という仕組みは債券と同じですから、
債券に議決権が付くというイメージです。
5年後以降はそのまま保有することもできるし、
普通株に転換することもできる
ということなので、転換社債と似ていますね。
トヨタとしては、
新しく株を発行するけれども
市場で取引するのではなく
5年間は売買できない状態にしたい
ということだと思います。
投資をする側としては、
配当目的で5年間資金を動かさない
ということであれば、
メリットがあるかもしれませんね。
とはいえ、配当は、
徐々に高くなっていくということですが、
最大で2.5%ということですから、
それほど高いというわけでもありません。
特別に利益が出る
というわけでは無いのですね。
資産を増やしたいという目的では、
買いにくい条件だと思います。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。