こんにちは、
女性向け初心者のための投資スクール
ブルーストーンアカデミー代表の
青柳仁子です。
先日、愛犬モコを
人間ドッグならぬ、
アニマルドッグへ連れていきました。
結果は、ちょっと太りすぎだけど
健康とのこと。
ひとまず安心しましたが、
現在もこのダイエット計画を考え中です。
さて、
先日から私の大学時代の
一人旅の話を書いています。
アメリカ留学と
スイスフランス一人旅の後、
しばらくして、
「深夜特急」という本に影響され
マレー半島縦断
&スキューバダイビング
ライセンス取得の旅
を企画した私は、
タイのバンコクへ向かいました。
初めてのバンコクは、
とても暑くて、埃っぽい感じで、
アメリカやヨーロッパとは
全く違う雰囲気でした。
20年以上前の話ですので、
今は違うと思いますが、
当時は、道は平らになっていますが
土の道路みたいな感じでした。
バンコクに着いてすぐに、
私は長距離バスの乗り場を探しました。
というのも、
スキューバダイビングの
ライセンス取得コースに
参加することにしていたのですが、
その実施場所が、
タイのタオ島という
離島だったからです。
旅行はすべて自分で手配しているので、
パッケージツアーなどではなくて、
そのスキューバライセンスの
コースを受けるためには、
翌日の朝9時までに
離島へ向かうフェリーの船着き場まで
自力で行かなくては行けなかったのです。
その船着き場までが、
バンコクからバスで8時間くらい!
我ながらチャレンジングな計画だと思います(^^;)
ということで、
長距離バス乗り場を探していると、、、
1人の10歳くらいの男の子が
私に近寄ってきました。
そして、
「マネー、マネー」
というのです。
お金をくれ、ということでしょう。
私は、衝撃を受けました。
こんな小さな子供が
道端でお金を要求してくるなんて、
日本では考えられません。
もちろん、
大人でもあり得ませんが。
いわゆる、
「ストリートチルドレン」
だったと思います。
話には聞いたことがありましたが、
実際に目の当たりにすると、
どうしていいかわからず、
20歳の私は、
その場から逃げるように離れました。
もちろん、
お金をあげることもしませんでした。
早歩きしながら、
彼の境遇とか
自分の境遇とか、
お金をあげなかった罪悪感とか
いろんなことがショック過ぎて
何も考えられなくなりました。
私は、普通の家庭で育ちましたので、
その時まで、自分が恵まれているとは
考えたことがありませんでした。
しかし、子供のころから
厳しい環境に置かれている人が
世界にはたくさんいるんだ
と思うと、
私は何て裕福な暮らしをしてきたんだろう
と思ったのですね。
良く分かりませんが、
くやしさというか、
情けなさというか、
無力感というか、
そんな感情が頭の中で
ぐるぐるしていたのです。
私はすっかり落ちこんでしましましたが、
とりあえず、バス停に行くことにして、
何とか目的地までのバスを見つけ、
夕方6時頃バスに乗車しました。
予定では、翌日早朝6時に
港に着く、と言われました。
いわゆる深夜バスです。
乗車してもなお、
頭の中はショック状態で、
バスに揺られながら
いろんなことを考えました。
ということで、
長くなったので続きはまた次回に。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。