こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。
最近、ギリシャ危機の話題が多いですが、
その一方で、中国の景気も雲行きが怪しいですね。
利下げも続いているので、
景気が減退しているのは間違いないでしょう。
その国の景気を占うのに、
利下げ、利上げは一つの指標になります。
利下げとは、何を下げるかというと、
金利を下げるということです。
この場合の金利とは、
政策金利と言って、
政府が決めている金利のことです。
これをもとに、銀行は預金金利などを決めます。
その政策金利を下げるということは、
金融緩和と言って、
景気が悪い場合にお金の流れを
潤滑にするために行います。
逆に、利上げということは、
金利を上げることですが、
その場合は、加熱している景気を
クールダウンさせる効果があります。
ですから、
利上げ:景気が上向き(加熱)
利下げ:景気が下向き
ということになるのです。
ちなみに、日本は、
ずっと0金利ですから、
これ以上利下げできないくらいまで下げています。
この数年間は景気が悪いからですね。
これから景気が回復して、
利上げになるには
まだまだ時間がかかりそうです。
このように、
各国の金利、上げ下げの状況を見ると、
その国の経済状況が大よそ把握できます。
興味のある国の金利を
調べてみるのも一つの学びになりますね。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。