こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。
さて、中国の人民元切り下げが話題になっていますが、
私達にどのような影響があるのでしょうか。
切り下げとはどういうことかというと、
為替レートを意図的に操作して通貨を安くする、
ということです。
通常、為替レートは、市場の需要と供給で決まるのですが、
人民元に関しては為替介入しているということですね。
これまでは、常に人民元は安すぎると言われており、
切り上げ圧力をかけられていました。
ですから、徐々に開放されてきた元を持っていると、
切り上げられた時に資産が増えると考えられていたのです。
しかし、ここにきて、
中国の景気低迷から、
突然、切り下げが行われたことで市場が動揺しているのです。
これは、日本が円安になっていることとは少し違います。
日本は、金融緩和を行い、
通貨の流通量を増やした結果、円安になったのですが、
中国は、レートそのものを2%切り下げたのです。
振り回されている感が否めないですが、
中国も自国の景気維持に必死なのでしょう。
日本がこれだけ円安になっても
海外旅行やブランド品の消費は減っていないので、
中国の爆買いは変わらないでしょうが、
日本からの輸出は減るかもしれませんね。
どんな物事にもメリットデメリットはありますから、
冷静に、客観的に考える癖をつけましょう。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。