こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。
先日、人民元の切り下げのことを書きましたが、
「通貨の切り下げと切り上げのイメージが
イマイチ分かりません!」
という声を複数いただきました。
為替レートに関しては、
感覚的に逆の動きをするので分かりにくいのですね。
1ドル=80円なら円高で、
1ドル=124円なら円安、
って金額上がってますけど?
ということになります。
これは、ドルを基準に考えるから
理解が難しいのですね。
円を基準に考えると、
1円=0.0125ドルは円高
1円=0.008ドルは円安ですね。
これは、先ほどのドルを基準にした
レートと同じことなのです。
ただ、円を基準に考えると
小数点以下の数字になるので
分かりにくい、ということで
他の国も同様ですが、
ドルを基準に考えるのが普通です。
もう一つの考え方は、
円ドルレートなら、
ドル安円高、
ドル高円安、
となるわけですから、
ドルが高いか安いかを基準に考えると良いでしょう。
そうすると、
1ドル=80円ならドル安円高で、
1ドル=124円ならドル高円安、
となって分かりやすいですね。
元の切り下げということは、
ドル高元安になるということです。
元が一方的に下げていますから、
当然、他の通貨に対しても安くなることになります。
円に対しても元が安くなるということです。
こうやって考えると、
世界の通貨は全て関連していて、
上手くできているな~と思います。
為替の面から世界を見るのも
一つの視点として面白いですよ。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。