こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。
さて、今日もご質問にお答えします。
Q:
2013年から預貯金の3.7%が目減りしているとの事でしたが、
その計算根拠や計算式を教えて頂きたいです。
もし、複雑でしたら主な式や、
せめて計算根拠の考え方等教えて頂けませんでしょうか?
宜しくお願い致します!
A:
物価がそれだけ上がっている、ということです。
実際に、預貯金の金額が減っているわけでは無いですよ。
現金の資産価値が、それだけ下がっているということなのです。
日本銀行の政策として、
物価を年間2%上げるということが発表され、
実行されていますが、
これが実現したら、
毎年2%ずつ現金の価値が減っていきます。
2年で4%、5年で10%は預金が目減りするのです。
更に、アベノミクスの政策として、
2020年までにGDPを600兆にする、
ということが発表されていますが、
これも、物価を上げてGDPを増やす、
ということが前提です。
それだけ物価が上がる可能性があるということです。
仮に、物価上昇だけで
GDPが600兆まで増えたら、
現在約500兆円のGDPと比較すると
20%増加しているわけですから、
物価が20%近く上がるかもしれないということです。
実際には、そこまで上がることは無いでしょうし、
その過程で所得も増えるでしょうが、
物価が上がってく時代には、
いずれにしても、預貯金だけでは
資産は守れないということです。
難しい計算はともかく、
それだけは覚えて置いてくださいね。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。