こんにちは
投資スクールブルーストーンアカデミーの
青柳仁子です。
先日、40歳の誕生日を迎えてから、
周りの友人達に
「40代は楽しいよ~」
と言われます。
更に、
「50代はもっと楽しい」
のだそうです。
そう考えると、
人生はどんどん楽しくなるんだな~
と何だかうれしくなりました。
もちろん、
本当にそうなるかどうかは、
分かりませんよ。
でも、未来は不確定なものですから、
「この先の人生もきっと楽しい!」
と思って過ごした方が
気持ちが明るくなりますね。
そういう助言をくれる先輩方が、
とてもありがたいと思いました。
さて、今日も
いただいた質問にお答えします。
Q:
米国の投資信託は優秀なものが
何十年もベストテン入りしているので、
ある意味選びやすいと思います。
一方日本では成績優秀な投資信託の
入れ替えが早い気がして、
どんどん新しいものも出てきて選ぶのが大変です。
これはなぜですか?
A:
優秀な投資信託のベストテンとは、
リターンのランキングでしょうか。
厳密に、リターンのランキングは分かりませんが、
残高ランキングであれば、確かにおっしゃる通りです。
アメリカでは、残高の多いファンドのランキングは、
過去10年でほとんど変わりませんが、
日本では、残高ランキングの入れ替わりは早いです。
それは、
日本の投資信託が
流行りの物は売れて
流行が終わると売れなくなる
からではないかと思います。
例えば、
一時期とても流行った
ブラジル関連の投資信託
ブラジルレアル建て
とか
ブラジル債券
とか
ブラジル株式
などなど、
名前はいろいろですが、たくさん売られました。
そして、
オリンピックとワールドカップに向けて、
ブラジルに投資しましょう
というセールスで、
投資信託を購入した人も多いと思います。
実際に、一時は残高が増えていました。
ところが、
その流行が終わると、
「次はトルコ」
ということでトルコ関連の投資信託が増えだしました。
すると、ブラジル関連から
トルコ関連に、資金が移動するのですね。
このように、
日本では、一つの流行に多くの人が
共感して投資が集中する傾向があります。
つまり、長期投資で
同じ投資信託に預けている人が少ないということです。
だから、
残高ランキングは入れ替わるのです。
ブラジルやトルコが悪いわけでは無いですが、
言われるがままに投資をしていたら、
流行りに流されるだけの運用になってしまいます。
そうではなく、
しっかり選んで、長期で投資できるようになりましょう。
そのためにも、
選ぶための知識は身に付けたいですね。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。